会社勤めをしていると、毎日のように取ってしまう営業電話。
最近の営業電話あるあるをメモ(小説のネタになるかな?)
だいたい「社長」を出せと言う
営業電話あるあるの第一位候補は、開口一番の「社長お願いします」だと思います。
もしくは「責任者の方をお願いします」でしょうか。
冷静に考えてみてください。
どういう会社の人かも分からない人の電話を多忙な社長に繋いだりするでしょうか?
それに、大抵の場合「複数の社員が見て揉んで『よし』となった物」を決定権者に見せます。
その手順を踏まずに企画や提案が通ることはないと思っていいと思います。
ですからまず、電話口の私を突破して欲しいです。
すぐに社内事情を聞きたがる
(株)××のAと申します。弊社は採用に関するサービスを扱っておりますが、貴社の採用状況について詳しくお聞かせください!
〇〇サービスの会社ですが、貴社の××の問題点などをお聞かせください
こんな、唐突だがお前の弱点教えろ! 電話もあります。
正体不明の相手に、ペラペラ喋る会社があるの? と目が点になる電話です。
まずは、弊社のお客様になってください。
とにかく会いたがる
必ず御社のお役に立てます! 来週(月)に近くへ行きますので会ってお話を!
初めての電話で名乗ったと思ったら、いきなり会う約束を取り付けたがる電話も多いです。
まだ30秒も喋ってないのに、一方的な都合でアポを取ろうというのは、なかなかな神経だと思います。
「まず資料を送って。必要だと判断したら連絡します」と言うと大体「じゃぁ、いいです」と切られます。
ポートフォリオがあれば、隣の社長に渡すんですけどね・・・。
全く的外れな営業
「水飲みたい」という人に「除草剤どうですか!」というような的外れ営業電話もあります。
「こっちを消したいの?!」(法律違反になるんですが?!)という内容だから断っているのに「大丈夫です!」と推してくるツワモノも。
大体が「必要ございませんのでお断りします」とはっきり言っても暖簾に腕押しのことが多々。
こっちも暖簾に腕押しの生返事を繰り返せば、向こうから切ってくれます。
他の人の電話内容が丸聞こえ
電話に出ると、周囲の話し声が丸聞こえのケースもありますね。
後ろの人が成功しているような会話だったりすると「アタリじゃなくてゴメン」と心の中で謝ります。
「周囲の方々の声で聞き取れません」と言うと切ってくれます。
担当や社長に繋ぐ営業電話
最後に、どういう電話なら繋ぐのか。私の場合を書いてみます。
・事前に担当や社長から「繋いで」と言われているケース
・「××の営業です」と言い、資料を送ってくれるケース(資料が担当や上司に渡ります)
上記、どちらかの場合は次に進める可能性があると思います。
あと、私が見た成功例は「自社サービスを貴社が利用したらこうなります」という具体例を複数持って来た飛び込み営業です。
こちらのアピールポイントや問題点をチェックした上で作成された複数の案を見せてもらえた(判断材料があった)し、偶然、暇な時間だったので担当に繋ぎました。
そのまま数年のお付き合いになっています。
ポートフォリオって大事ですね。
それは創作する立場の私も同じ・・・。どんな文章を書く人なのか、判断できる材料は持っておく必要がありますね。